日系企業の上陸のこと

日系企業の上陸のこと

日系企業がシンガポールに進出してきたのは1800年代後半と言われています。現在の財閥系商社や商事が大量にシンガポールに上陸したことから当時からシンガポールが東南アジア−世界へのアクセスの良さ、ビジネス的な観点での輸送のしやすさに注目が集まっていたことがわかります。

 

現在もまた当時もそうであるがシンガポールで生活する人種は華人(中国からの移民)が多かったため、日清戦争勃発時や、清国が敗戦した当時は日本に対する感情はかなり悪いものであったようです。華人は中国本土への意識が相当に強かったと見られています。

 

その後第一次世界大戦が勃発しヨーロッパからの輸入が途絶えると日本企業による輸出が盛んになっていきました。これによってシンガポールに元々あった企業の軋轢が生まれ日本製品ボイコット等が行われ、場合によっては商店や日本人や家屋まで襲撃されるなどの状況にあった様子です。

 

このシンガポールでの出来事は、近年の尖閣問題に端を発する日中関係の悪化と中国本土内での日系企業襲撃を見るに、当時から現在まで中国人としての資質は全く変わっていないことがわかりますね。

 

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